安全・安心な製品やサービスの提供(お客様に対する責任)

お客様に対する基本姿勢

お客様の高い期待と信頼に応える製品やサービスの提供に、日々取り組んでいます。安全・安心を旨とする品質のさらなる向上に向けて、グループを挙げた取り組みを推進しています。

全社品質方針

お客様から『ありがとう』と言っていただける品質の 製品・商品・サービスの提供

各部門およびグループ会社の品質保証活動の基本的事項を品質保証規程に定めています。品質保証規程においてグループ全体の共通方針である「全社品質方針」を設定し、品質保証活動の推進と従業員の品質保証意識の向上を図っています。

安定供給への取り組み

産業ガスの安定供給への取り組み

当社では、全国に設置したガス発生プラントの24時間一括遠隔監視システムを2016年から導入しています。現在、このシステムを緊急時のバックアップ体制の構築のほか、運転データの蓄積・不具合箇所の要因分析による設備改善などに役立てています。
このシステムは技術・設計の拠点である堺事業所に設置した「遠隔監視・支援センター」で運用しています。当社が手掛ける高純度窒素ガス発生装置「V1」、高効率小型液化酸素窒素製造装置「VSU」、PSAなどのガス発生プラントを対象に、設備の運転データや不具合データを集積して可視化しています。情報の集約化によりメンテナンスの重点項目がこれまで以上に明確化されたことが予防保全に効果を発揮しており、更に装置設計の改善にも繋がっています。また、集約したデータをより有効に活用するため、熟練技術者を配属してセンター管理スタッフの技量を充実させています。今後も遠隔監視・支援センターを有効に活用して安定したガス供給を行い、お客様への安定供給責任を果たしてまいります。

LPガスのお客様に対する安全・安心と信頼への取り組み

当社グループは、LPガスをお客様に安全に安心してご使用いただくため、北海道の約20万軒のお客様からの電話を24時間365日受け付けるとともに、LPガス臭や着火不良など緊急を要する場合は、全道100拠点から担当者が30分以内に駆け付ける体制をとっています。
2018年6月からは新たにお客様とコールセンターを繋ぐ手段として、無料電話アプリ「LINE」上でのサービスを開始しました。「LINE」アプリを活用して、画面上の「緊急のご連絡(ガス臭・ガス漏れ)」ボタンを押すことで、直接コールセンターのオペレーターへ誘導し、より安全で迅速な対応がとれることを目指しました。 近年頻発する、雪害、洪水、地震などの自然災害にも迅速に対応するため、実践的な防災訓練により保安技術を積み重ね、これからもお客様の信頼に応えてまいります。

品質保証への取り組み

品質マネジメントシステム

当社グループは、各社で品質マネジメントシステム(ISO9001、ISO13485)認証を取得しています。グループ内では、内部監査員の養成講習、品質マネジメントシステムの認証取得や継続的改善を支援する活動を行っています。

品質リスクの調査

品質データ改ざんなどの不適切な行為に関する他社事例の発生を機に、当社グループが取り扱う製品の品質リスク要因を洗い出し、グループ内でどの程度リスクがあるか、どの程度コントロールされた状態であるかを把握するための社内調査を行いました。今回の調査結果を踏まえて、存在する品質リスクを除去または低減するための活動に取り組んでまいります。

品質保証情報の共有

「品質保証情報」および通達文書を発行し、各部門、グループ会社の品質保証責任者および担当者に対して、品質保証に関する情報の共有を図っています。2017年度は、全社品質保証責任者の代理者の変更および2017年度全社品質目標の通知や品質保証研修会の案内などを発行しました。

品質保証研修会

品質保証意識の向上および当社グループの情報・技術の共有化を目的に、各種品質保証研修会を開催しています。2017年度は、品質マネジメントシステムISO9001が「2015年版」に改訂されたことを背景に、内部監査員養成のための研修を全国3カ所で開催しました。今後も計画的に品質保証研修会を開催し、品質保証意識の向上、グループの情報・技術の共有化を進めていきます。

食品安全への取り組み

食品安全体制

2017年度に農業食品カンパニー内にコンプライアンスグループを新設し、コンプライアンスセンター食品安全推進部と連携し、同カンパニー傘下のグループ会社および食品関連の独立事業会社に対し、工場監査・指導を強化してきました。さらには、HACCP制度化、食品表示法など、各種食品関連法令に関する指導・チェックを行い、法令順守を心がけています。
また、2018年1月には、北海道を中心に食品安全に関する各種認証(HACCP、FSSCなど)の導入支援、衛生管理指導、微生物検査などを専門に行う(株)キュー・アンド・シ一をグループに迎え入れました。これにより、農業食品事業の品質管理機能を強化し、食品安全のさらなるレベルアップを図ってまいります。さらには、2017年度は新たに食品安全マネジメントシステムの内部監査員研修を企画し、東京と札幌の2会場で、『効果的な内部監査の手法』をテーマに実施しました。

食品安全スタッフ研修会

「食品の安全・安心」に対する情報・技術の共有化、知識・意識レベルの向上および食品事故の未然防止を目的に、食品安全スタッフ研修会を開催しています。
2017年度は食品および農業に関わるグループ会社の品質管理・品質保証スタッフ19社45名が参加しました。エア・ウォーター十勝食品(株)本社工場の見学と共に、『食品工場におけるリスクマネジメント』に関し、食品事故の防止策、食品事故発生時の対応策と防御策などグループ演習をまじえた研修を実施しました。