エア・ウォーターのサステナブルビジョン

エア・ウォーターグループの事業活動は、空気や水などの地球に存在する資源を利用し、多彩な技術や独自のビジネスモデル・ノウハウを掛け合わせることで、人々の暮らしや産業に“なくてはならない”製品・サービス・ソリューションを生み出しています。それはまさに事業活動の源泉となる地球環境に対して持続可能な事業活動でなくてはなりません。

 

当社は、「空気」と「水」を社名とし、地球資源のありがたさを深く認識するとともに、空気と水の存在するところに事業の可能性を見出し、そこから生まれた技術・製品・サービスを社会に役立て、その後は再び自然に返していくという「地球資源循環カンパニー」を標榜し、環境や社会の様々な課題に真摯に向き合いながら持続的な成長を目指してきました。

 

エア・ウォーターグループは、経営理念のもと、2050年の目指す姿を「サステナブルビジョン」として描き、地球、社会との共生により循環型社会の実現に貢献していきます。

エア・ウォーターグループの目指す循環型社会

サステナブルビジョン実現のための成功の柱の特定

エア・ウォーターグループの事業領域は多岐にわたり、コングロマリット経営そのものが環境課題、社会課題を解決するイノベーションの源になります。エア・ウォーターグループでは、地球、社会とともに将来にわたり持続的に存続、発展するための重要テーマとして、8つの「成功の柱(マテリアリティ)」を特定しました。

成功の柱とソリューション

成功の柱(マテリアリティ)の取り組みにあたっては、エア・ウォーターグループのコングロマリット経営の強みを活かすことができる4つの「ソリューション(事業領域)」を設定しました。さらに、事業変革をサポートする技術開発・研究開発「テクノロジーイノベーション」に取り組みます。

目指す社会と貢献テーマ

エア・ウォーターグループは、4つのソリューション(事業領域)において、成功の柱(マテリアリティ)の具体的な取り組みテーマである「貢献テーマ」に取り組むことで経済価値を創出するとともに環境価値(地球との共生)、社会価値(社会との共生)をも創出することで5つの「目指す社会」の実現に貢献します。

成功の柱(マテリアリティ)の特定プロセス

社会環境や事業環境の認識、リスクと機会の検討、ステークホルダーとの関係から、サステナブルな社会の構築における重要性、および当社の企業価値向上につながる事業における重要性の観点からマテリアリティを検討しました。

成功の柱(マテリアリティ)の考え方

「事業継続へのインパクトの視点」(横軸)、および「社会とステークホルダーの視点」(縦軸)の両面を考慮し、いずれにおいても重要度が高い要素を選定しています。

成功の柱(マテリアリティ)

再生可能エネルギー使用

自社消費エネルギーに100%再生可能エネルギーを使用

廃棄物ゼロ

リサイクル/リデュース/リユースによる廃棄物ゼロ

資源循環の実現

排出物の回収・精製・浄化による資源循環

環境影響物質の抑制

温室効果ガス、プラスチック等の環境影響物質の管理

顧客の満足と信頼

社会ニーズに合致した製品・サービスの提供と持続可能な地球、社会の実現

地域社会との共存共栄

地域社会への貢献と国内収益力の強化

働く人々のWell-Being

働く人々が、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあり、幸福であること(健康経営)に加えて、企業の中での多様な働き方や誰でも活躍できる場の提供

グループガバンスの強化

コングロマリット経営におけるグループガバナンスの強化

今後の取り組み

成功の柱(マテリアリティ)ならびにソリューション(事業領域)については、中長期視点で事業のリスクまたは機会となる事項で、時代の変化に伴う社会の課題やニーズの変化をサステナブル経営に取り込んでいくために、環境変化等を踏まえ、定期的に見直します。

<ソリューション(事業領域)>

クリーンエネルギー
ソリューション

技術革新によりクリーンな環境を創り出す。

水・環境
ソリューション

生産技術・プロセス技術により、資源循環と人と自然の共生による地球資源の再生と地球環境を保全する。

安心・安全・防災
ソリューション

技術と豊富なノウハウ、ICTにより人と自然の共生を第一に考え、重要な社会基盤を支える。

食とヘルスケア
ソリューション

医療の質の向上や高度化に貢献、健康・長寿であるための食とヘルスケアなど、多彩なサービスを提供する。

<テクノロジーイノベーション>

テクノロジー
イノベーション
バイオプロセス技術
脱炭素・資源循環技術
機能性材料
デバイスプロセス技術
クリーン輸送
定温・蓄熱保存技術
機能性食品、災害食
代替タンパク、アグリバイオ
気候変動に対応した
超省力なスマート農業
環境に配慮した
生産技術・プロセス
データ解析・AI
DXプラットフォーム
センシング・ロボット
8K・画像処理

<目指す社会と貢献テーマ>

目指す社会

貢献テーマ

SDGs目標

脱炭素化社会

全ての事業活動で温室効果ガスの排出を抑制し、脱炭素社会の実現に貢献する。

  • 100%再生可能エネルギーを使用
  • 温室効果ガス排出ゼロ
  • 地産地消型のエネルギー供給

資源循環型社会

廃棄物の発生抑制、資源の循環利用を推進し、環境負荷を軽減させた資源循環型社会の実現に貢献する。

  • 排出物の回収・精製・浄化システムを提供
  • 廃棄物の100%リサイクル
  • 循環型サプライチェーンの構築

人と自然の共存社会

地球環境の保全と自然災害に強いまちづくりにより、人と自然が共存できる社会の実現に貢献する。

  • 水資源の有効活用と保全活動
  • 化学物質の管理および脱プラスチック化
  • 自然災害リスクの最小化に貢献するソリューションの提供

スマート社会

最新テクノロジーを活用、社会システムの最適化と社会課題の解決により、より豊かで安全なスマート社会の実現に貢献する。

  • 社会インフラ・システム整備に貢献する製品・サービスの提供
  • スマートファクトリー・スマート農業の推進
  • ICTを活用した働き方改革・健康経営の推進

健康長寿社会

良質な医療へのアクセス、自身の予防・未病の促進、健康・長寿であるための良質な食の提供を通じて、健康長寿社会の実現に貢献する。

  • 医療の高度化に貢献する製品・サービスの提供
  • セルフメディケーションを可能とする製品・サービスの提供
  • 安心・安全・健康に寄与する食材の提供

注)貢献テーマは、成功の柱(マテリアリティ)の具体的な取り組みテーマとして、目指す社会の実現のための環境価値、社会価値の提供の姿を示しています。