エア・ウォーターグループは、地域事業会社を中心に各地域で自治体との連携など協力体制を構築しながら、地域の課題解決に貢献する取り組みを積極的に推進しています。地域社会の一員として、自治体への寄付や障がい者の新たな就労機会の創出、経済的に恵まれない若者に向けた職業訓練の支援などを行っています。
グループ会社のエア・ウォーター北海道は「ふるさと応援H(英知)プログラム」を創設し、2023年度から2030年度までの8年間で総額10億円を上限に、道内全179市町村を対象とした寄付支援を実施していきます。エア・ウォーターグループの成長軸である「地球環境」や「ウェルネス」の観点を含め、さまざまな社会課題の解決に寄与する市町村の事業を幅広く対象とし、毎年募集を行います。支援事業の選定にあたっては、地域行政・経済に見識を有する社外有識者で構成する「ふるさと応援Hプログラム推進委員会」を設置し、持続性・波及性・創造性・協働性・地域への貢献度合いなどを総合的に判断して決定します。

就労継続支援A型事業所\( \sf ^{※} \)「エア・ウォーター・スマイル」は2023年9月、長野県松本市が公募した「イベント用リユース食器リース事業」の運営を受託しました。専用のリユース食器をイベント事業者に貸し出し、使用後に回収・洗浄して再利用することで、プラスチックごみの削減につなげます。
今後もこうした地域課題の解決につながる受託事業を拡大するとともに、障がい者の新たな就労機会の創出や働きがいを生み出していきます。
※一般企業での勤務が難しい障がいや難病のある方が、雇用契約を結んだうえで一定の支援がある職場で働くことができる福祉サービス

グループ会社のエア・ウォーター・インディアは、インド国内において社会貢献活動を積極的に実施しています。同社はインド工科大学のOBが立ち上げたPanIIT Alumni Indiaが実施する、経済的に恵まれない若者向けの職業訓練を支援。また、公立学校教育を支援するため、同国ベッラーリ州の4校に飲料水設備一式、トイレ改築工事を無償で提供しました。
スポーツ支援を通じて将来を担う次世代育成に貢献するため、フェンシング日本代表のアスリート社員を採用。また、松本マラソンや安曇野ハーフマラソン、宝塚ハーフマラソンなどへの協賛を通して、各地域のスポーツ振興に取り組んでいます。
フェンシング日本代表 上野優斗選手(左)、上野優佳選手(右)をアスリート社員として採用

フェンシング日本代表 江村美咲選手とスポンサー契約を締結
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- 松本マラソン
地域社会の皆さまに文化・芸術を楽しんでいただける機会を支援しております。中之島美術館への協賛を通じて、文化芸術に親しみ、豊かな感性や創造性などを育む機会を提供することで将来の文化芸術の担い手や鑑賞者の育成にも貢献できるものと考えています。
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- 大阪中之島美術館に協賛
当社グループの事業活動および環境、安全への取り組みを理解していただくため、施設や工場見学の受入れを行っています。


各事業拠点で周辺地域の清掃、緑化活動に取り組み、地域の美化に協力しています。


健康に関するイベントの協賛や当社グループが指定管理者として管理・運営を行う宿泊施設での運動教室の開催など、地域の皆様の健康を支援しています。


自然災害が頻発する近年、大災害が起きた際には地域の皆様との連携が不可欠です。被災された地域へ物資の提供や義援金の寄付などの支援活動を行うほか、災害時の対応に備えるための医療従事者向けセミナーの開催やブラックアウトを想定したガス供給訓練など、防災・減災に関する取り組みも行なっています。

