多様な人材が働きやすい職場作りを目指し、フレックスタイム制度、短時間勤務制度、在宅勤務制度、時間単位の年次有給休暇制度、配偶者休職制度、ジョブリターン制度、育児休業、介護休業・休暇など、継続就業を支援するさまざまな制度を整備してきました。
男性従業員の育休取得も奨励しており、2023年度の男性育休取得率は100%でした。通常の育児休業に加え、積み立てられた有給休暇を充てられる独自の「年休特別積立制度」を設けています。
また、家族の介護を担う従業員の就業を支援するため、介護休業や休暇の制度を設けている他、グループ各社の従業員とその家族が利用できる介護の相談窓口「介護なんでも相談室」を設置しています。
今後も、ライフイベントと仕事の両立ができる就業環境の整備を一段と進めていきます。




退職した従業員が再び会社での就業を希望した際、会社のニーズに応じて再び雇用する「ジョブリターン制度」を2017年に導入しました。従業員が慣れた職場環境で経験を生かせることで、再び戦力として力を発揮してもらうことを目的としており、すでに再入社して活躍中の従業員もいます。
職場におけるハラスメントは、従業員の個人の尊厳を不当に傷つける社会的に許されない行為です。エア・ウォーターグループでは、以前から労働協約、就業規則や倫理行動規範でハラスメントは断じて許さず、全ての従業員はハラスメントを行ってはならない旨を定めています。さらに、2016年度に制定した「職場における妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメント防止ガイドライン」に基づき、ハラスメントに関する知識や対応能力を向上させ、「ハラスメント行為をしない、させない、許さない、見過ごさない」ことを徹底すると共に、全ての従業員が互いに尊重し合える、安全で働きやすい職場環境づくりに努めています。