ワーク・ライフ・バランスの推進

エア・ウォーターグループ全体で「労働時間および労働時間管理の適正化」「ライフイベントに応じた柔軟な働き方の支援」を重点取り組みとして、より効率・効果的な働き方を目指し、様々な取り組みを進めています。

労働時間管理の更なる適正化に向けた取り組み

働き方が大きく変わる中、2022年1月より、在宅勤務・フレックスタイム制度にも対応した勤怠システムに更新しています。出社・退社時刻の管理とパソコンのオン・オフ時刻のデータをもとに業務時間の乖離をチェックして、大きな差があるものには指導を行っています。

ライフイベントに応じた柔軟な働き方の支援

多様な人材が働きやすい職場作りを目指し、フレックスタイム制度、短時間勤務制度、在宅勤務制度、配偶者休職制度、ジョブリターン制度、育児休業、介護休業・休暇など、継続就業を支援するさまざまな制度を整備しています。

 

男性従業員の育休取得も奨励しており、通常の育児休業に加えて、年休特別積立制度により積み立てられた有給休暇を育児休暇に充てられる独自の育児休暇制度を設けています。また、家族の介護を行う従業員の継続就業を促進するため、介護休業や休暇、フレックスタイム制など労働時間に関する支援制度を導入しています。

 

今後も、ライフイベントと仕事の両立ができる就業環境の整備を一段と進めていきます。

①フレックスタイム制度(育児・介護等の必要期間に適用)

②短時間勤務制度

③在宅勤務制度

当社グループは、「新しい働き方」への取り組みの一つとして在宅勤務制度を導入し、柔軟な働き方を実現するとともに、パンデミックなどの BCP(事業継続計画)対策も進めています。また、オフィスにいる時と変わらず、メンバー間でコミュニケーションが取れるようICTの活用やペーパーレス化を推進。

場所に関わらず誰とでも仕事ができる職場環境の整備と風土の醸成に取り組み、在宅勤務が浸透しました。また、時間の有効利用による業務効率化と生産性向上など、効率的な働き方を実現しています。

職場におけるハラスメントの防止

職場におけるハラスメントは、従業員の個人の尊厳を不当に傷つける社会的に許されない行為です。当社では、以前から労働協約、就業規則や倫理行動規範でハラスメントは断じて許さず、全ての従業員はハラスメントを行ってはならない旨を定めています。さらに、2016年度に制定した「職場における妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメント防止ガイドライン」に基づき、ハラスメントに関する知識や対応能力を向上させ、「ハラスメント行為をしない、させない、許さない、見過ごさない」ことを徹底すると共に、全ての従業員が互いに尊重し合える、安全で働きやすい職場環境づくりに努めています。

業務革新、デジタル化の推進

グループ全体に横串を入れ、デジタルイノべーションを推進するため、2020年6月に会長・ CEOを本部長とする業務革新本部が立ち上がりました。現在は、事業運営におけるデジ夕ル化を推進する「DX推進室」を中心に、基本となるコミュニケ一ションインフラなどの刷新、デジタルツールをフル活用した新たなマ一ケティング・営業スタイルの確立、DX人材の育成など、私たちの働き方を変えていく取り組みを進めています。