環境マネジメント

エア・ウォーターグループ環境基本方針

エア・ウォーターグループは、創業以来、空気や水をはじめとした地球の資源を活用し事業を展開していることから、地球環境を維持することが企業の持続的発展に不可欠であることを認識して環境負荷の低減を図ってきました。その指針として2000年にエア・ウォーターグループ環境基本方針を策定し、これに基づいてグループ全体で環境保全活動に取り組んでいます。

基本理念

空気と水、この大いなる自然をあずかるものとして、産業や暮らしに一番いい形で製品をつくることと同時に、自然に一番いい形のものづくりを考えたい。空気も水も、人々に役立ったあとは、そっと自然に戻ってもらう。清浄な根源の姿への回帰。これが私達の未来への責任だと深く考えます。自然界の摂理や生命の循環サークルに立脚した企業へ、私達は地球資源循環カンパニーを目指します。

基本方針

  1. 研究・開発、生産、販売、物流、サービスにいたる企業活動の全てにおいて環境汚染の予防、地球温暖化対策(気候変動の緩和策と適応策)、資源の有効利用、及び化学物質リスク低減の課題に取組みます。
  2. 企業活動によって生じる環境への影響を調査・検討し、技術的、経済的に達成可能な環境負荷を低減する目標を定め、環境活動を推進すると共に、環境管理の仕組みに対して継続的な改善を図ります。
  3. 環境関連の法律・規制を遵守します。必要に応じて自主基準を制定し、環境保全に取り組みます。
  4. 企業活動に必要な資源(設備、原材料、副資材、部品など)は、技術的、経済的要求を満足し、併せて環境負荷が小さく、地域住民、従業員への影響が少ないものを選択します。
  5. 研究・開発においては環境、安全、品質に考慮して、環境に貢献する製品、商品の提供および技術開発を行います。
  6. 環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証取得を推進し、環境基本方針を実行する体制を構築します。
  7. 社内広報活動などにより、全従業員に環境基本方針の理解と意識の向上を図ります。
    この環境基本方針は一般に公開します。

環境に関するエア・ウォーターグループの重要課題

エア・ウォーターグループはサステナビリティ(持続可能性)を巡る課題の中で「気候変動への対応」(地球温暖化対策)を重要課題とし、2019年にKPI(重要評価指標)としてCO2排出量削減を定め、積極的に取り組んでいます。
また気候変動への対応に加え、「資源の有効利用」と「化学物質リスクの低減」についても環境に関する重要課題として取り組みを行っています。これらの重要課題は国際規格「ISO26000:2010 社会的責任に関する手引き」の中で組織が対応すべきものとして取り上げられており、エア・ウォーターグループの持続的な発展に欠かせないものと考えています。

環境管理体制

エア・ウォーターグループは、代表取締役を最高責任者として環境管理活動に取り組んでいます。エア・ウォーターの各カンパニー、事業部、工場とグループ会社は環境推進責任者を選任し、環境法令の順守や温室効果ガス排出量の削減、水資源の有効利用など環境負荷の低減に取り組み、環境に関するリスクの低減を行っています。グループの中でエネルギー使用量の多い会社・工場においては、法に基づく管理者を選任し、エネルギー使用に関する管理を徹底しています。
その中でエア・ウォーターのコンプライアンスセンター環境推進部は各工場やグループ会社の環境推進責任者を通じて環境法規制の順守指導、環境負荷低減活動の推進を行っています。また、環境に関するリスクの高い工場を中心として定期的に環境監査を行い、適切な管理がなされているかを確認しています。また、毎年研修会を実施し、環境リスク低減を担う人材を育成しています。そのほか、気候変動対策として、毎年エネルギー管理スタッフ情報連絡会を開催してエネルギー使用量の多い会社・工場の管理者への教育や情報交流の場を設け、人材育成を行っています。
また、エア・ウォーターグループは、ISO14001、エコアクション21、またはグリーン経営認証といった環境マネジメントシステムの認証を33社で取得しており、外部の審査機関による審査を受けることで環境管理活動の有効性をより確実なものとするよう努めています。

環境リスク管理

環境に関連する情報の共有

各事業所やグループ会社に環境法規制の改正情報や他社の環境への取り組み事例などの情報を「環境情報」として発行しています。グループ内で情報を共有化することにより、環境リスクの低減につなげています。

環境監査

環境保全活動や環境法規制の順守指導のためにグループ内各工場の環境監査を実施しています。各工場の環境負荷の程度、ISO14001の取得状況、過去の環境監査結果などを踏まえた上で計画的に監査を行っています。2019年度は環境負荷の高いグループの76事業所の内、34事業所の環境監査を実施しました。

環境活動を担う人材の育成

環境法令研修会

エア・ウォーターは毎年、環境リスクを低減するための研修会を開催しています。
2019年度は環境コンプライアンス順守の維持向上を担う人材を育成するためエア・ウォーターグループの各工場・事業所担当者向けに環境法令全般に関する研修会を実施しました。
グループ内の法令順守についての取り組みを共有するとともに、外部講師による環境法令対応の重要性や温暖化対策など法改正情報を中心とした研修をしました。この研修会は大阪、東京、札幌の3箇所で実施し、111名が受講しました。