環境マネジメント

環境基本方針

当社グループは、空気、水など地球の資源を利用した事業を展開しており、地球環境を維持する活動は企業の持続的な発展のために不可欠であると考えています。このような考えのもと、環境に関する重要課題と環境基本方針を定め、グループを挙げて環境管理を進めています。

環境に関するエア・ウォーターグループの重要課題

当社グループはサステナビリティ(持続可能性)を巡る課題の中で「地球温暖化対策」「資源の有効利用」「化学物質リスクの低減」を環境に関する重要課題とし、積極的に取り組んでいます。
この重要課題は国際規格「ISO26000:2010 社会的責任に関する手引き」の中で組織が対応すべきものとして取り上げられており、エア・ウォーターグループの持続的な発展に欠かせないものと考えています。

基本理念

空気と水、この大いなる自然をあずかるものとして、産業や暮らしに一番いい形で製品をつくることと同時に、自然に一番いい形のものづくりを考えたい。空気も水も、人々に役立ったあとは、そっと自然に戻ってもらう。清浄な根源の姿への回帰。これが私達の未来への責任だと深く考えます。自然界の摂理や生命の循環サークルに立脚した企業へ、私達は地球資源循環カンパニーを目指します。

基本方針

  1. 研究・開発、生産、販売、物流、サービスにいたる企業活動の全てにおいて環境汚染の予防、地球温暖化対策(気候変動の緩和策と適応策)、資源の有効利用、及び化学物質リスク低減の課題に取組みます。
  2. 企業活動によって生じる環境への影響を調査・検討し、技術的、経済的に達成可能な環境負荷を低減する目標を定め、環境活動を推進すると共に、環境管理の仕組みに対して継続的な改善を図ります。
  3. 環境関連の法律・規制を遵守します。必要に応じて自主基準を制定し、環境保全に取り組みます。
  4. 企業活動に必要な資源(設備、原材料、副資材、部品など)は、技術的、経済的要求を満足し、併せて環境負荷が小さく、地域住民、従業員への影響が少ないものを選択します。
  5. 研究・開発においては環境、安全、品質に考慮して、環境に貢献する製品、商品の提供および技術開発を行います。
  6. 環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証取得を推進し、環境基本方針を実行する体制を構築します。
  7. 社内広報活動などにより、全従業員に環境基本方針の理解と意識の向上を図ります。
    この環境基本方針は一般に公開します。

環境管理体制

当社グループでは、代表取締役を最高責任者として環境活動に取り組んでいます。この中でエア・ウォーターのコンプライアンスセンター環境推進部は各事業所・工場やグループ会社における環境法規制の順守指導、環境負荷低減活動の推進、ISO14001の認証取得・維持活動の支援を行っています。

環境マネジメントシステムへの取り組み

ISO14001認証取得の状況

環境基本方針に基づき、グループ内の環境負荷の高い製造事業所を中心に、「ISO14001」の環境マネジメントシステムの認証取得を推進しています。現在グループ会社を含めて合計21組織が認証を取得しています。

環境リスク管理

環境情報の発行

各事業所やグループ会社に環境法規制の改正情報や他社の環境への取り組み事例などの情報を「環境情報」として発行しています。2017年度は高濃度PCB廃棄物の処理期限や水銀廃棄物の適正処理に関する情報など6回発行しました。グループ内で情報を共有化することにより、環境リスクの低減につなげています。

環境監査

環境保全活動や環境法規制の順守指導のためにグループ内各工場の環境監査を実施しています。各工場の環境負荷の程度、ISO14001の取得状況、過去の環境監査結果などを踏まえた上で計画的に監査を行っています。2017年度は31事業書の環境監査を実施しました。

環境活動を担う人材の育成

環境法令研修会

毎年、グループ会社における環境活動の中心となる人材を育成する研修会を開催しています。
2017年度はエア・ウォーターグループにおける環境法令に関する理解度の底上げを行い、法令違反リスク低減を図るため、環境管理の初心者および若手・中堅社員を主な対象とした環境法令全般に関する研修会を実施しました。外部講師を招き、エア・ウォーターグループに適用される主要な環境法令についての最新情報の解説をしました。この研修会は大阪、東京、札幌の3箇所で実施し、89名が受講しました。

ISO14001内部監査員養成研修会

ISO14001認証取得組織とグループ会社を対象に、内部監査員を養成する研修会を毎年行っています。
2017年度は、ISO14001の2015年版に対応したISO14001内部監査員養成研修会を大阪、東京、札幌で実施し、エア・ウォーターの各工場やグループ会社の担当者82名が受講しました。受講者は外部講師による講義で2015年版の改訂点とその狙いや内部監査のポイントを学びました。また内部監査演習や理解度テストを通じて内部監査への理解を深めました。