安全・安心な職場環境づくり(従業員に対する責任)

安全衛生基本方針

  1. 労働災害ゼロをめざして、総合的かつ計画的な安全対策を推進します。
  2. 従業員の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進します。
  3. 関係法令・作業手順を順守し、労働安全、交通安全、労働衛生および保安防災の責任体制の明確な職場をつくります。

以上の基本方針の下で、安全衛生教育を通じて、「安全衛生第一」とする従業員一人ひとりの意識の向上と、会社としての風土作りを推進します。

安全衛生体制

エア・ウォーターでは、職場の安全衛生を確保するために中央安全衛生委員会を設置し、安全衛生統括本部長の下で定期的に開催しています。中央安全衛生委員会の内容は、社内ネットワークを通じて社内に公開して情報の共有化を図っています。

労働災害統計

当社グループの2017年度の休業災害は84件で前年(51件)より大幅に増加しています。休業災害の度数率※は1.88で転倒災害の増加により前年(1.23)より増加しています。2018年度は改めて休業災害の度数率0.90以下を中期目標とした取り組みを行っています。
2017年度の事故原因の内訳は、「転倒・躓き」「墜落・転落」が約50%と多く、「挟まれ・巻き込まれ」を含めると約6割を占めています。交通事故は前年より減少し約14%を占めています。

※休業災害の度数率
度数率とは、100万延労働時間あたりの事故遭遇率人数で労働災害の頻度を表すものです。
当社グループは業種と人数構成を加味し、2016~18年度の中期目標を、休業災害の度数率0.90以下としました。

労働災害低減への取り組み

エア・ウォーターでは、安全衛生重点施策として2015年度から転倒災害撲滅活動を実施しています。2016年度は墜落への対策を追加し、また、ヒューマンエラーによる労働災害を低減させるため、「ヒューマンエラー防止対策」活動を強化しました。さらに2017年度は継続して、「墜落・転落災害撲滅活動」「挟まれ・巻き込まれ災害撲滅活動」を中心として労働災害低減に向けて取り組みました。
転倒・墜落災害が発生するおそれがある場所への「転倒・墜落災害防止ポスター」の掲示、「転倒・墜落災害防止チェックシート」や「KY活動マンネリ化チェックシート」等を用いた職場巡視のほか、4S(整理・整頓・清掃・清潔)活動や危険箇所の見える化推進など、様々な活動で職場に浸透するように取り組んでいます。

安全スローガン

エア・ウォーターは、毎年7月の「全国安全週間」にあたり、安全意識の高揚を図るため、グループ会社も含めた全従業員へ「安全スローガン」を募集しています。従業員にとっては、職場や家庭で安全について考える良い機会となっており、2017年度は、7,556件の応募がありました。優秀作品は表彰すると共に、安全ポスターに掲載して各職場に掲示しています。併せて、作品の提出率が高い会社や多くの作品を提出した会社をグループ安全衛生活動優良会社として表彰することで、会社単位での積極的な取り組みを推奨しています。

安全情報の共有

エア・ウォーターでは、グループ内で発生した事故や各職場の労働安全衛生活動を促す情報などを「安全情報」として、社内ネットワークで配信しています。特に重大・重篤な事故につながりかねない休業災害が発生した場合は、速やかにリスク分析を行って事故発生の直接原因や再発防止対策を明文化し、これらの情報をグループ内へ提供しています。
情報を共有し職場へ浸透させることで、職場環境への意識向上や職場改善への水平展開を行い、類似災害の防止につなげています。2017年度は31件発行しました。

安全研修

エア・ウォーターでは、安全に関する様々な研修を行っています。 2017年度はグループの安全衛生スタッフが参加する「安全スタッフ研修」、高圧ガスに携わるスタッフを対象とした「高圧ガス保安技術スタッフ研修」を実施しました。また、グループ内で特に多く発生した事故原因に特化した「転倒・墜落等災害防止研修」「挟まれ・巻き込まれ等災害防止研修」、また、不安全行動などソフト的なリスクを低減させるための「ヒューマンエラー防止研修」、労働安全衛生法により義務づけられた化学物質を製造または取り扱うグループの事業所を対象とした「化学物質リスクアセスメント研修」を実施しました。