トップコミットメント

空気、水、そして地球にかかわる事業を担う企業として エア・ウォーター株式会社  代表取締役会長・CEO 豊田 昌洋

エア・ウォーターグループの事業活動は、空気や水に代表される地球資源を活用し、技術やビジネスモデル・ノウハウを掛け合わせることで、人々の暮らしや産業になくてならない製品・サービス・ソリューションを生み出しています。それはまさに、“地球の恵み”の源泉となる地球資源を枯渇させることのない持続可能な事業活動でなくてはなりません。一方で、今日の社会が抱えるさまざまな課題は、持続可能な地球と社会の両立による解決を目指しています。社会が希求しているのは、人と地球が共生することによって実現する「サステナブルな未来」なのです。これらを踏まえ、エア・ウォーターは、2050年のあるべき姿として、サステナブルビジョン「地球、社会との共生により循環型社会を実現する」を策定しました。

エア・ウォーターグループは、産業ガスや医療用ガスをはじめとして、エネルギーや農業・食品、物流、医療・衛生、防災といった、人々の命や暮らしを支えるさまざまな事業を行っているコングロマリット(複合企業)です。だからこそ、複雑化、多様化する現代社会の課題に柔軟に、また的確に対応して、解決へと導くことができると考えています。気候変動や資源不足などの環境問題、人と自然との共存、進化し続けるデジタル技術の活用、健康長寿の実現と、多岐にわたる社会の課題に対し、エア・ウォーターグループならではの取り組みを展開し、社会への具体的な貢献へとつなげていくことを目指します。中でも温室効果ガス(CO2)排出量の削減は、祖業である産業ガス事業において大量の電力を使用しているエア・ウォーターグループにとって極めて優先度の高い課題であり、常に一歩先の施策に挑戦し続けることで、着実な進展を図っていきます。また、国内の地域事業会社8社を統合した新生3社においてもSDGsの取り組みを重視し、地域社会の課題を解決に導く新事業の創出に全力を尽くします。

エア・ウォーターグループは、経営理念の中で、「地球にかかわる事業の創造と発展に、英知を結集する」ことを掲げています。2018年には『地球の恵みを、社会の望みに。』というコーポレートスローガンも打ち出しました。今は、この、創業時から持ち続けてきた地球世界へのまなざしに確かな実績を伴わせることで、真に地球世界から求められる存在へと歩みを進めるべき時です。どんなに優れた理想像も、実現の努力と実績の積み重ねがあって初めて輝くのだということを常に念頭に置き、経営理念の真摯な追求に邁進いたします。