海外支援

エア・ウォーターグループは、世界各地で地域社会と共に歩む企業として、教育支援、医療支援、生活環境の改善など、多岐にわたる社会貢献活動を展開しています。

コロナ禍における医療用酸素濃縮器の供給
 

エア・ウォーターグループは、2021~2024年の新型コロナ感染拡大期に、医療用酸素濃縮器の安定供給体制を構築。従来比約40%の増産体制を整え、在宅酸素療法患者への供給を継続するとともに、自治体からの要請にも対応しました。2021年には、日本政府の要請に基づき、JICAや日本財団を通じてインドへ300台を緊急提供。現地ではインド政府の指示により医療用酸素の増産にも協力しました。日印パートナーシップの一環として、松林社長(当時)がモディ首相と面談し、コロナ禍における医療用酸素供給での貢献について直接謝辞を頂きました。今後も社会的責任を果たし、感染症対応に貢献してまいります。

エア・ウォーター東日本がJICAより「医療機材管理・保守」研修の実施を受託

エア・ウォーター東日本 福島医療営業所メディサングループは、独立行政法人国際協力機構(JICA)より課題別研修「医療機材管理・保守」コースの実施を受託しています。安全で質の高い医療サービスがそれぞれの国で提供されるべく、診断や治療に不可欠な医療機材の適切な管理・保守の方法を学びます。各国から選抜されてきた保健省や主要病院の機材管理担当者は福島県郡山市の研修所に約2か月間滞在し、「計画的予防保守」「安全管理」などの講義、協力メーカーによる実習に加え、病院や工場見学により、技量そして指導力の向上を目指します。
2025年度は計44か国から59名を受け入れました。1984年からの研修を通じて、累計1,000名を超える方々が郡山の地で学びを深めています。2023年9月には本研修の実績が称えられ、郡山市より国際親善・交流の発展と開発途上国の医療技術の進歩に寄与した功績に対し表彰されました。
今後も、SDGs 3「すべての人に健康と福祉を」の達成に取り組んでまいります。

若者向けの職業訓練を支援

エア・ウォーターグループはインドにおいて、2019年にグループ会社のエア・ウォーター・インディアを通じて産業ガスメジャーから事業の一部を取得。強みであるガスプラントエンジニアリングおよびオペレーション技術に省エネ・脱炭素・安定供給などの付加価値を組み合わせ、事業成長を目指しています。
同社は社会貢献活動を積極的に実施しており、インド工科大学のOBが立ち上げたPan IIT Alumni Indiaが実施する、経済的に恵まれない若者向けの職業訓練を支援しています。さらに医療分野での雇用を目的とした技能開発プロジェクトや、NSDC(国家技能開発公社)のカリキュラムに基づく技能訓練を実施するとともに、公立学校教育を支援するため、同国ベッラーリ州の4校に飲料水設備一式、トイレ改築工事を無償で提供しました。

がん研究・支援団体をサポート

2016年から世界最大の産業ガス市場であり、イノベーションが盛んな米国をターゲットとして、海外展開を開始しました。米国内では、医療・健康分野を中心に社会貢献活動を展開しています。産業ガスのディストリビューターであるNoble Gas SolutionsではAmerican Cancer Society(ACS)への支援で、がん研究資金の提供や患者・家族向けのホットライン、交通・宿泊支援、禁煙・早期発見の啓発活動などを通じて、治療の進歩と精神的・経済的負担の軽減に貢献しています。また、乳がん支援団体とはカウンセリングや医療用ウィッグの提供、検診啓発活動などを協力し、地域での支え合いの文化を育んでいます。さらに、クレー射撃大会を通じたチャリティイベントを支援し、楽しみながらできる支援の輪を広げています。糖尿病分野では「Tour De Cure」への協賛を通じて、募金活動や教育プログラム、予防啓発などを支援し、地域の健康促進に寄与しています。

農村地域への教育支援

南米エクアドルでは、冷凍野菜の製造販売会社Ecofroz S.A.(エコフロス社)において、農村地域への教育支援をはじめ、高齢者施設に向けた支援、食糧支援活動、過疎地域における建造物の修繕(屋根の修理やトイレの改修など)など、生活の基盤を支える取り組みを継続的に行っています。
また、エコフロス社が運営する託児所では、クリスマスの時期に子どもたちへプレゼントを届ける活動を実施。エア・ウォーター協賛のもと、地域の子どもたちに笑顔と温もりを届ける取り組みとして、現地の皆さまとの心のつながりを育んでいます。さらに、エクアドル政府が推進する新型コロナウイルスのワクチン接種事業に対しても寄附を行い、感染症対策の一助となる支援を実施しました。