2021年10月に発足したエア・ウォーターパフォーマンスケミカル㈱を中心に、スマート社会に向けたデジタル化の進展により活況を呈している電子材料分野への事業展開を通じて、先端産業分野の発展に貢献しています。低誘電材料や光増感剤などの新たな製品開発・生産に注力するほか、塩化ビニルの可塑剤となる無水フタル酸、医薬・農薬原料となるキノン系製品、食品機能材として使われる酢酸ナトリウムなど幅広い機能化学品を製造・販売しています。

電子材料

液相空気酸化を用いた酸無水物(ポリイミド原料)をはじめとした低誘電材料、キノンを中心とした光増感剤「アントラキュアーⓇ」、半導体封止材硬化剤として幅広いグレードを取り揃える熱硬化性フェノール樹脂「SKレジン」など、特徴あるケミカル素材・部材を取り揃え、先端産業の材料開発ニーズにお応えしています。

ポリイミドモノマー

光増感剤「アントラキュアー®」

熱硬化性フェノール樹脂「SKレジン」

基礎化学品

無水フタル酸、コハク酸等の有機酸製品群および亜硫酸塩、重亜硫酸塩等の無機塩製品群を取り扱っています。

無水フタル酸は、主に産業資材である塩化ビニルの可塑剤※として使用されます。コハク酸は、醤油や味噌、日本酒などにコクを与える呈味料や調味料などとして使用されています。近年では、発泡タイプの入浴剤や生分解性プラスチックの原料としての需要も伸びています。無機塩製品においては、硫黄を出発原料にした亜硫酸塩は国内トップシェアを誇るほか、酢酸塩、重亜硫酸塩、炭酸塩、チオ硫酸塩などの高品位な製品を多数ラインアップしています。

※可塑剤とは、ある材料に柔軟性を加えたり、加工をしやすくするための物質であり、電線被覆やビニールシートの材料となります。
 

機能材料

キノン、マキシモール®(ウレタン・界面活性剤原料)、炭素材、薬品加工、医農薬など、特長ある製品群を有しています。
エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル㈱(旧川崎化成工業㈱)は、ナフタリンの酸化反応中間体である「ナフトキノン」を高純度でかつ高収率で製造できる触媒とプロセスを有しています。このナフトキノンを原料として、酸化還元・生理活性・難燃耐熱・光吸収・ラジカル補足などのユニークな特性を活かした新規誘導品の展開を進めています。
有機酸系誘導品であるマキシモール®は、硬質ウレタンフォームの原料となり、建築分野、冷凍・冷蔵倉庫などのコールドチェーンで使用されています。炭素材製品TEGは、加熱によって容積が膨張する特性を持ち、これを圧縮成形するとシール部品材料に、ゴムやウレタン樹脂等の可燃性物質に混合すると難燃剤になるなど、幅広い用途を有しています。
さらに、少量試作から商業生産までお客様のニーズに合わせた受託生産設備を保有しており、マルチパーパスプラントで幅広い分野の開発ニーズに高度な技術力でお応えしています。

キノン製品

エステル製品[マキシモール®シリーズ]

炭素材 熱膨張性黒鉛 TEG

食品機能材料

エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル㈱(旧大東化学㈱)は、日本で初めて酢酸ナトリウムの量産化に成功し、独自の粒子制御技術を有したトップメーカーです。日持ち向上剤や人工透析薬の原料として使用される酢酸ナトリウムのほか、静菌機能とシャープな酸味を特長にした「サンミエース®」、静菌機能に加え組織強化機能を併せ持つ酢酸カルシウム「カルフレッシュ®」のブランドを展開しており、食の安心・安全に貢献しています。

食品機能材

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