海外事業(インド・東南アジア)

海外事業(インド・東南アジア)

エア・ウォーターグループは、2030年に向けた成長戦略として、インド・北米を重点地域として海外事業の拡大を進めています。
インドは、粗鋼生産の拡大を背景とした旺盛な産業ガス需要に対して、鉄鋼向けオンサイトガス供給を軸に、現在拠点のある東部・南部から北部・西部への進出も視野に事業拡大を進めています。
北米は、日本の約4倍規模の世界最大の産業ガス市場であり、脱炭素社会に向けた水素ガスなど、新規分野での需要拡大も期待されます。水素・炭酸ガス関連機器やエンジニアリング領域を拡大するとともに、産業ガス供給体制の構築に取り組んでいます。
これらの海外展開を後押しするのが、エンジニアリング技術です。小型から超大型までの深冷空気分離装置や独自の吸着法によるガス回収・分離・精製技術、水素製造技術などを軸に、配管設備、各種ガスアプリケーションの設計・製作から施工、メンテナンスまで一貫して展開しています。
そのほか、データセンターや半導体工場などで停電時においても安定操業を継続するために不可欠な無停電電源装置(UPS)のシステムエンジニアリング事業を展開しています。