グリーン産業ガスとは
製造・販売している『グリーン産業ガス』は製造時に排出されるCO2を実質ゼロにした産業ガスです。当社グループが保有するバイオマス発電所から創出される環境価値と、産業ガス製造時に発生する電力由来のCO2をマスバランス方式(※1)でオフセットしたものです。従来の産業ガス製品の代替として『グリーン産業ガス』をご使用いただくことで、お客様の「スコープ3」排出量の低減(※2)に貢献いたします。
※1 ある特性を有する材料・製品が、その特性を有さない材料・製品と混合された場合に用いる管理手法。
※2 当社では、マスバランス方式で製造時のCO2排出量をオフセットした産業ガスを「グリーン産業ガス」とし、お客様の「スコープ3」排出量を低減することができる製品と位置づけています。
※3 2025年10月30日時点での最新情報に基づき解釈しておりますが、今後の制度見直し等により変化する可能性があります。
お客様や第三者が当該解釈に依拠したことによる結果についての責任、またそれらに変化があった場合において、お客様や第三者に情報を伝える義務について、当社が負うものではありません。
エア・ウォーターのグリーン産業ガスの特徴
- 当社グループが保有するバイオマス発電所由来の非化石証書を調達しCO2排出量をオフセット
- マスバランス方式を用い、特定のお客様向けの産業ガス製造時に使用する電力に対して非化石証書を割当て、その電力を実質再生可能エネルギーとする現実的な事業性
- マスバランス方式による根拠算定・管理の妥当性について、独立した第三者機関による検証をもって客観的な信頼性を確保
グリーン産業ガス検証結果
- 第三者機関による検証結果は下記リンクご参照ください。検証は定期的に実施し、最新の報告書を本ホームページに掲載いたします。
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対象工場 |
対象製品 |
検証報告書発行日 |
報告書 |
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エア・ウォーター・ガスプロダクツ(株) 枚方工場 |
液化窒素、液化酸素、液化アルゴン |
2025年10月16日 |
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発電所名 |
運転開始 |
発電能力 |
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日本海水 赤穂第1バイオマス発電所(兵庫県赤穂市) |
2015年4月 |
約1.65万kW |
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日本海水 赤穂第2バイオマス発電所(兵庫県赤穂市) |
2021年1月 |
約3万kW |
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エア・ウォーター小名浜バイオマス電力 小名浜バイオマス発電所 (福島県いわき市) |
2021年4月 |
約7.5万kW |
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エア・ウォーター 安曇野バイオマスエネルギーセンター (長野県安曇野市) |
2021年4月 |
約2千kW |
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日本海水TTS苅田パワー 苅田バイオマス発電所 (福岡県京都郡苅田町) |
2023年8月 |
約5万kW |

