国立循環器病研究センターと連携協定を締結　～健都イノベーションパークに、オープンイノベーション推進施設を23年4月開業～

このたび、当社は国立研究開発法人国立循環器病研究センター（理事長：大津 欣也、以下「国立循環器病研究センター」）と連携協定を締結し、5月26 日に調印式を執り行いましたので、お知らせいたします。

 

国立循環器病研究センターは、大阪府吹田市と摂津市にまたがる北大阪健康医療都市（愛称：健都）において、循環器疾患にかかる最先端医療・医療技術の開発を目的とした、産学官の連携によるオープンイノベーションの推進とともに、循環器疾患の予防と制圧のための多様な取り組みを推進しています。

一方、当社は、くらしの医療に関連する技術、事業の開発を進めています。両者は当社の健都イノベーションパーク（摂津市千里丘新町）への進出に伴い、相互の連携をより一層加速させるため、以下の項目に取り組んでいきます。

 

1. 共同研究体制の構築強化
2. 高度な医療人材育成のための教育システムの構築
3. 循環器疾患を中心とした疾病予防と健康づくり推進の取組み

（左から、当社常務執行役員 技術戦略センター長 原圭太、代表取締役会長・CEO 豊田喜久夫、国立循環器病研究センター 大津欣也理事長、宮本恵宏オープンイノベーションセンター長）

 

なお、本日の調印式において、当社が健都イノベーションパークに新設するオープンイノベーション推進施設について、以下のとおり、発表いたしました。

 

●オープンイノベーション推進施設について
このたび、当社は人生100年時代の健やかな"くらし"に関わる幅広い事業の創造、発信を通じた健康寿命延伸への貢献を目指し、健都イノベーションパークにオープンイノベーション推進施設を新設します。2023年4月に開業を予定する新施設では、当社グループがこれまで培ってきた医療関連をはじめとして、福祉・介護・農業・食品分野を融合することで、地域とのつながり、事業者とのつながりを生み出し、イノベーションを実現してまいります。
今後は、健都での長期にわたる事業活動を通じて、多くの関係機関と連携し、医療クラスターの形成ならびに健康寿命延伸、地域経済の発展に貢献していきます。

1. 登記上の所在・地番：大阪府摂津市千里丘新町200番24
2. 面積：敷地面積 約3,664m\( \sf ^2 \)、延床面積 約4,600m\( \sf ^2 \)（鉄筋コンクリート造3階建て＋屋上）
3. 総工費：約50億円（土地代含む）
4. 今後のスケジュール：工事着工・2022年1月頃予定、開業・2023年4月頃予定

●（ご参考）2021年3月19日付ニュースリリース
「健都イノベーションパークに進出　吹田市との連携協定締結、ならびに土地売買契約成立のお知らせ」 

 

●（ご参考）当社グループは、国連サミットで採択された2030年までの持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向けた取り組みを進めています。
今回の取り組みは、下記の開発目標に該当します。
３ すべての人に健康と福祉を
９ 産業と技術革新の基盤をつくろう
１１　住み続けられるまちづくりを