当社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業(以下、GI基金)/廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル実現」において、カナデビア株式会社(本社:大阪市住之江区、以下、カナデビア)が実施する「CO₂高濃度化廃棄物燃焼技術の開発」(以下、本事業)に再委託先として参画しています。
 このたび、本事業の実証施設が東京二十三区清掃一部事務組合の品川清掃工場内に完成し、2026年10月5日に竣工式が実施されましたので、お知らせいたします。

 当社は本事業において、CO₂高濃度化廃棄物燃焼に用いる液化酸素供給設備の設置に加え、CO₂回収設備および液化設備の設計・導入を担当しています。CO₂高濃度化廃棄物燃焼は、再循環排ガス※に酸素を添加して廃棄物を燃焼することで、排ガス中のCO₂濃度を高め排ガスから効率的にCO₂を分離・回収することを可能とする技術です。本施設では、回収したCO₂を液化し、有効活用することも視野に入れた実証を行うとともに、ごみ処理施設におけるCO₂回収率90%以上の実現を目指します。
 本施設の稼働を通じて、ごみ処理施設から排出されるCO₂の回収・液化に関する実証を進め、廃棄物・資源循環分野における脱炭素化技術の確立と社会実装に向けた知見の獲得に取り組んでまいります。


※再循環排ガス…焼却炉から排出された排ガスの一部を再び焼却炉へ戻すガス
 

10月5日に竣工式を実施
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10月5日に竣工式を実施

記

1.概要

 当社は、ガス製造・エンジニアリング技術や、炭酸ガス・ドライアイスメーカーとして培ったガスの分離・精製・液化技術を活用し、カーボンニュートラル社会の実現に向けたCO₂の回収および有効利用するための技術開発を推進しています。本施設を構成する設備のうち、当社は主に以下の設備の設計・導入を担当しています。
① 液化酸素供給設備
② CO₂回収設備
③ ReCO₂ STATION 液化ユニット(CO₂液化設備)

2.実施体制
(1)事業名称 :グリーンイノベーション基金事業
          「廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル実現」
           CO₂高濃度化廃棄物燃焼技術の開発
(2)公募実施者:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
(3)研究開発実施社:カナデビア株式会社(大阪市住之江区)
(4)再委託期間:2024年~2027年(予定)

3. (ご参考)グリーンイノベーション基金実証事業について
 GI基金事業は、政府が発表した「2050年カーボンニュートラル」の目標達成に向け、2兆円の基金をNEDOに造成したもので、経済産業省等が策定した「グリーン成長戦略」において実行計画を策定している重点分野を支援することを目的としています。企業等の自助努力だけでは取り組めないような野心的かつ具体的な目標を共有したうえで、これに経営課題として取り組む企業等に対して、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援する事業です。

 

以 上

【本件に関するお問い合わせ先】
エア・ウォーター株式会社 広報部
E-mail:info-h@awi.co.jp TEL:06-6252-3966

エア・ウォーター株式会社 産業事業部 産業ガス事業部 GI推進部
E-mail:info-shigenjunkan-h@awi.co.jp