ニュースリリース

新中期経営計画「ターゲット3600」の策定について

2004年03月17日

エア・ウォーター株式会社
(証券コード 4088)
東証・大証各一部・札証

  当社は、このほど2004年度を初年度とする3ヵ年の中期経営計画「ターゲット3600」を策定いたしました。 本計画は、さらなる業容の拡大による収益力の強化を狙いとし、最終年度である2006年度に、エア・ウォーターグループの売上高3,600億円を目指すものです。さらに、経常利益230億円、営業利益率7%、ROE12%の達成目標を掲げています。
 2000年4月1日のエア・ウォーター誕生以来、当社は一貫して成長分野への取り組み強化を推進してまいりました。この結果、国内経済が長期に停滞する中にあっても、着実に業績を拡大し、持続的な成長を達成してまいりました。
 本計画では、この成長路線を一層確実なものとした上でさらに加速させ、産業ガス業界において、圧倒的な存在感の ある企業へと進化していくことを目指しております。
 本計画策定に先立つ昨年7月、エア・ウォーターグループの経営理念を刷新し、新時代に挑戦するエア・ウォーターの事業精神を宣言いたし ました。

[経営理念]

創業者精神を持って
空気、水、そして地球にかかわる
事業の創造と発展に、英知を結集する

≪中期経営計画の骨子≫
■3つの基本戦略と経営目標                   *( )内は2003年度数値
1.業容の拡大
売上高成長率 11%、営業利益成長率18%

2006年度 売上高   3,600億円  (2,650億円)
     経常利益   230億円   (141億円)
     当期利益   100億円    (54億円)

2.営業利益率の向上
     2006年度  営業利益率    7%    (5.8%)

3.財務体質の強化
     2006年度  ROE        12%    (7.9%)
     株主資本比率          32%   (28.6%)
     有利子負債         912億円  (974億円)

■具体的取り組み
 1. 業容の拡大
  ・ M&Aの積極的展開
成長分野・重点分野のさらなる強化・拡大のため、積極的にM&Aを推進します。新規のM&Aによる2006年度の売上高は288億円を見込みます。
  ・ ソリューションサービスの深耕
全分野にわたり、幅広いソリューションサービス提案による潜在需要の掘り起こしを推進し、積極的にアウトソーシングの受注に取り組んでまいります。2006年度にはアウトソーシングの受注で売上高500億円を目指します。
  ・ 技術による新分野の開拓・需要の創出
空気分離技術を駆使した多様なオンサイトビジネスの展開や環境技術への挑戦を進め、新分野を積極的に開拓していきます。また、半導体の技術革新をはじめとするエレクトロニクス分野のニーズを先取りし、No.1商品を育成してまいります。2006年度には売上高229億円を目指します。

2.営業利益率の向上
  ・ 労働生産性の向上
重点分野への人材投入を進める一方、グループ人材の有効活用や定年退職者の一部再雇用などにより、総人件費枠を維持し、労働生産性の向上を図ってまいります。
  ・ トータル・コスト・リダクション
総コスト点検により対象品目平均8%のコスト削減を目指します。これにより、3年間で累計110億円の削減を達成します。
  ・ 物流コストの削減
全事業にわたる効率的配送・配送ロスの低減を徹底し累計で15億円削減します。

3.財務体質の強化
  ・ 株主資本の充実
株主資本を2003年度予想値の680億円から2006年度に863億円へ拡大し、株主資本比率は28.6%から31.8%に充実させます。
  ・ 有利子負債の削減
有利子負債は974億円から912億円まで削減し、有利子負債依存度は41.0%から33.7%に引き下げます。

[連結数値目標]

<業績目標>
(単位:億円)

2003年度
2004年度
2005年度
2006年度
売上高(前年伸び率)
2,650
3,000(113.2%) 3,300(110.0%) 3,600(109.1%)
経常利益(前年伸び率)
141
165(117.0%) 200(121.2%) 230(115.0%)
当期利益(前年伸び率)
54
65(120.4%) 85(130.8%) 100(117.6%)

<経営指標>

2003年度
2006年度
株主資本利益率(ROE)
7.9%
11.6%
総資産利益率(ROA)
5.9%
8.5%
株主資本比率
28.6%
31.8%

[中期経営計画の位置づけ]

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≪セグメント概要≫
当社の事業セグメントは「産業関連」・「ケミカル関連」・「医療関連」・「エネルギー関連」・「生活関連」・「物流・その他」の6つから成ります。各セグメントの事業内容と2003年度及び2006年度の連結決算で見込まれている売上高は以下の通りです。

■ 産業関連
総合ガスサプライヤーとしての当社の中核となる事業分野で、鉄鋼、エレクトロニクス等、産業各分野へのオンサイト 供給から地域密着によるシリンダービジネスまで、広範に事業を展開しています。空気分離の新技術をもとに、製造  プロセスに限らず廃棄物処理等、多方面にオンサイトビジネスを開拓し、ソリューション提案の深耕と合わせてアウト  ソーシング事業を拡大してまいります。

2003年度
2006年度
売上高
1,255億円
1,628億円

■ ケミカル関連
エレクトロニクス関連素材を主な製品として擁するタテホ化学工業株式会社と、基礎化学・ファインケミカルを柱とする 住金エア・ウォーター・ケミカル株式会社から成ります。タテホ化学は、PDP用単結晶などマグネシア事業でオンリー  ワン技術を誇っており、住金エア・ウォーター・ケミカルは、医薬中間体事業や電子材料・機能材料などをターゲットに 、成長分野のファインケミカル事業を強化していきます。

2003年度
2006年度
売上高
299億円
479億円

■ 医療関連
医療用ガス、医療機器、医療サービスなどから成ります。薬価の影響を受けにくい構造への転換を目指して、医療用 ガス中心から医療機器、サービスなどを強化し、総合医療ビジネスへの転換を図ってまいります。医療サービスの主 力となるSPD(病院物品物流管理)は重要な成長事業であり、滅菌サービスと一体化して受注することで、同サービス の取引拡大を図ってまいります。

2003年度
2006年度
売上高
255億円
500億円

■ エネルギー関連

家庭用、工業用にLPガスや灯油を供給するだけではなく、これからのエネルギー事業の柱として、コージェネレーショ ン事業、天然ガス事業など、より環境負荷の小さな新エネルギーの開発、供給に力を注いでいます。主力のLPガスで は、顧客とのつながりを生かした生活ソリューション事業の拡大を図ってまいります。新エネルギー分野では、省エネ ルギー、省コストタイプのコージェネレーションシステム「ETシリーズ」を拡販してまいります。

2003年度
2006年度
売上高
379億円
440億円

■ 生活関連
システムバスなどの住設事業を担う株式会社エア・ウォーター・リビングと江本工業株式会社(両社は4月1日合併によ りエア・ ウォーター・エモト株式会社となります)と、冷凍食品やハム・デリカを製造販売する春雪さぶーる株式会社か ら成ります。住設分野では水回りの専門メー カーとしての強みを生かして、リフォーム市場開拓へ注力してまいります 。食品分野では、外食・内食市場については成長分野への集中を強化し、さらに新規 市場として中食市場への取り組 みを開始します。

2003年度
2006年度
売上高
260億円
330億円

■ 物流・その他
エア・ウォーター物流株式会社など連結子会社2社によってきめ細かい全国物流ネットを構築しています。高圧ガス輸 送技術と低定温管理技術を駆使して外販事業を強化、新しい物流サービス「ソリューション・ロジスティックス」で、食品 物流事業などの拡大を狙います。

2003年度
2006年度
売上高
202億円
223億円

【本件に関するお問合せ先】
◇ エア・ウォーター株式会社 広報室長  岸 貞行
〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1丁目20番16号
TEL.06-6252-5411 / FAX.06-6252-3965

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