私たちの生活に必要不可欠なインフラである下水道。多くが高度経済成長期に整備されたため各地で老朽化が進んでいます。そうした中、下水道管の取り換えには、地中に埋まった下水道管を掘り起こす必要があり、限られた財源の中で効率的に整備を進めることが課題になっています。
今回のグループ会社紹介では、地面を掘り起こさずに下水道管の機能を蘇らせる、アクアインテックにフォーカスします。

 

アクアインテックは、1972年の事業開始以来、管路更生、水処理装置の製造販売・設計施工など水処理に関わる幅広い事業を通じて、下水道を中心としたインフラを支え続けています。2013年には、塩の精製技術を活かして排水処理剤など環境関連事業を展開している日本海水の子会社として、エア・ウォーターグループ入りしました。


    
アクアインテックは、下水道を中心としたインフラを支える事業の一つとして、下水道管を修復する管更生事業を展開しています。従来、下水道管を修復するには、地面を掘り起こして下水道管を入れ替える大掛かりな土木工事が必要となります。アクアインテックでは、こうした土木工事が不要で、下水道管の機能を蘇らせる「オールライナー工法」を開発。独自に開発したホース状の特殊な樹脂材料を老朽化した下水道管に入れて、材料の内側から温水や蒸気を入れて膨らませ、その熱で樹脂を固めて老朽管の内側に新しいプラスチック製のパイプを形成することで、下水道管を修復します。そのため、従来の方法と比べて施工期間が短く、コスト削減にもつながります。また、この技術は、高い強度と耐久性を備えているため、下水道管路施設のストックマネジメントによる老朽化対策の推進に貢献するものです。

 

イメージ図
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アクアインテックでは、より効率的な施工を目指し、オールライナー工法で使用する新たな樹脂材料の開発に取り組んできました。2022年3月には従来よりも管厚を薄くして施工時間の短縮を図った新たな材料(オールライナーHM)が、日本下水道新技術機構の建設技術審査証明を取得し、実用化に至りました。
今後も、下水道に関わる多様な事業を通じて、安全・安心な暮らしに貢献し続けていきます。

こんなところでも活躍!

下水道に関わる多様な事業を展開しているアクアインテックは、下水道のマンホール鉄蓋も手掛けています。高い安全性と耐久性に優れているだけでなく、ご当地のモチーフをデザインしたものなど、見た目でも楽しませてくれるのが特長です。

マンホール鉄蓋写真

ご当地デザイン(掛川市)
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ご当地デザイン(掛川市)
ご当地デザイン(富士宮市)
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ご当地デザイン(富士宮市)