エア・ウォーターグループ内のSDGs啓発活動

SDGsバッジの着用

グループ会社のエア・ウォーター・エコロッカ株式会社が製造する「エコロッカ\( \sf ^® \)」は、リサイクル・未利用資源の「廃木材」と「廃プラスチック」を100%利用した新時代のエコロジー建材であり、廃棄物を減らし環境保全に貢献するとともに、使用済みのエコロッカを粉砕し再び同製品として再使用できるエコマテリアルです。
当社では、社内外でSDGsの啓発を推進することを目的に、SDGsの理念に合致しているエコロッカを使用した当社独自のSDGsバッジを製作し、グループ従業員(約15,000名)が着用しています。

<エコロッカを使用したSDGsバッジ>

<木材・プラスチック複合材のエコロッカ>

SDGsポスターの掲示

エア・ウォーターグループがSDGsに取り組んでいることをグループ内に周知するために、SDGsポスターを製作し、グループ会社106社、717拠点で掲示しています。

CO2排出量削減に向けたカーボンマネージメント研修会を開催

昨今の気候変動問題への関心の高まりから、各企業においてCO2排出量削減に向けた取り組みが本格化している中、エア・ウォーターグループとしてもCO2排出量削減は重要な経営課題となっており、SDGs目標の達成の観点からも、これまで以上の取り組みが求められております。
2021年7月14日、これらの取り組みを進めるために、コンサルタントを講師に招き、カーボンマネージメントが社会に求められる背景やScope1、2、3のサプライチェーンCO2排出量の基本的な考え方を学ぶことを目的に研修会を開催しました。

SDGsレポートの発刊

SDGsの社内浸透を目指し、SDGsに関する豆知識やエア・ウォーターグループ各社のSDGsの取り組みを紹介する「SDGs Report」を創刊しました。 
SDGs Reportの発行を通じて、SDGsに関する知識やグループ会社のSDGs取り組み事例を共有することで、グループ各社のSDGsへの取り組み状況をタイムリーに共有しています。
SDGs Reportは、2ヵ月ごとのサイクルで発刊しています。

SDGs活動の取り組み事例

エア・ウォーター本社ビルへの再生可能エネルギー100%電力の導入

2021年3月より、エア・ウォーター本社ビルの使用電力を再生可能エネルギー100%の電力に切り替えました。
供給電力切り替えにより、本社ビルの年間使用電力約550千KWhが再生可能エネルギー電力となり、CO2削減量は、年間およそ228tが見込まれます。

「安曇野エア・ウォーターの森」による森林保全活動

エア・ウォーターは、2021年11月より、国土緑化推進機構の「緑の募金」へ継続的な寄付を行いながら、長野県安曇野市堀金地区の市有林の一部を「安曇野エア・ウォーターの森」として森林保全活動に取り組んでいます。森林や緑は、きれいな空気や水を供給し、国土を災害から守るとともに、CO2を吸収して地球温暖化を防止するなど、私たちの生活に多くの恵みをもたらし、安らぎと潤いを与えてくれます。 里山保全を通じて生物多様性の保全を行っています。

ダイバーシティ&インクルージョン推進プロジェクトでの取り組み

ダイバーシティへのファーストステップとして、2016年に発足したエア・ウォーターの「女性活躍推進プロジェクト」は5年間の活動を経て、2022年7月には「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進プロジェクト」として新たなスタートを切って、その活動領域を拡大しています。


エア・ウォーターグループがさらなる高みに挑戦し、成長し続けるためには、性別・年齢・国籍を問わず、グループ従業員一人ひとりのワークライフバランスの充実と活躍の推進を目指した活動に取り組んでいく必要があります。
2022年度からは対象を地域事業会社3社にも広げ、「D&I推進プロジェクト」がさまざまな活動を展開していきます。

 

【プロジェクトの目的】
◆ 女性のみならず誰にとっても安心して働きやすい職場づくり
◆ 「個の違い」を知り、受け入れられる企業風土づくり
◆ いきいきとした働き方による従業員の充実感
◆ 多様性が生み出す企業と個人の成⾧
 

<今後の目標や主な取り組み>
1.女性活躍推進
● 女性管理職比率の増加

2024年度の女性管理職比率 10%
● メンター制度によるキャリアの後押し
主任や管理職手前の女性社員からメンティを選抜し、他部門で活躍するメンター(管理職や役員)と対話する機会を設け、女性社員のキャリア展望の広がりを支援する。
● 育休社員のスムーズな復帰を支援する活動
育児休業取得前・取得中の社員への支援の充実。さらに、スムーズな職場復帰を目的とし、先輩ママ社員との接点をつくる座談会等の機会を設定。

2.男性育休の取得推進
●育児休業/休暇取得率の向上
2024年度の育児休業/休暇取得率40%
●制度・法改正内容の理解促進
2022年4月に育児介護休業法の改正が行われ、同年10月からは産後パパ育休が追加されるため、従業員の理解促進を目的とした情報提供
●意識改革
当事者となる男性社員側の意識の変革を図るため、社内セミナーの開催や経験者との座談会の場を設定。

3.介護と業務の両立支援
●介護中社員の把握
これまで顕在化しにくかった「介護に従事している従業員」を把握する仕組みを構築し、支援対象者を明確化。
●社内規則や制度の周知
既存の社内ル―ルや福利厚生の理解を深めるための社内セミナーの実施

4.主体性発揮のための意識改革と風土改革
●管理職向けのD&Iセミナーの実施
管理職の方々に当事者としてD&Iの必要性を理解してもらうセミナーを開催。ダイバーシティに配慮した職場環境とコミュニケーションなど、管理職の積極的な関与を後押し。(281名参加)
●LGBTQ相談窓口の設置
●外国人社員の活躍促進