研究開発理念

ガス、素材など大切な地球資源をあずかる企業として

当社は、長年にわたって「地球資源循環カンパニー」を企業テーマに掲げ、事業活動に取り組んできました。ガスや素材をはじめとするエア・ウォーターの事業は、いずれも地球から預かった大切な資源に基づくものです。
そして、これからの地球資源をうまく活用する技術を通して、産業や暮らしに広く貢献していくことこそ、エア・ウォーターが果たすべき企業使命であると考えています。

専門分野の壁を越えた横断的な技術融合

当社の最大の特長は、産業ガスにとどまらない幅広い技術領域です。そして、こうした多様な技術シナジー創造に日々取り組んでいます。
グループが保有する基盤技術・先端技術を結集し、専門分野の壁を越えた横断的な技術融合を行っていくとともに、学術機関や協力研究機関との積極的な連携によって、他の追随を許さない新技術や独自のビジネスモデルの構築をめざしています。

研究開発戦略の基本方針

1.技術を成長のドライビングフォースに

さまざまな技術資源を横断的に管理し、グループ各社を含む各事業分野の研究開発を支援する「グループテクノロジーセンター」によるアセスメントの実行、ステージゲートの運用を通じて、開発テーマの迅速な事業化を推進。技術情報発信によるシナジー創出や産官学連携、企業ブランディングを強化し、グループの技術力を向上していきます。

2.新事業創出に向けたガスアプリケーション開発

「ガス技術開発センター」が中心となり、広範な事業に横串を刺し、あらゆる事業分野でのガスの用途を探索。新事業創出の起爆剤として、エレクトロニクス、食品保存・輸送、医療・バイオ関連など新たなガス需要を生み出すアプリケーション技術を開発していきます。

3.技術人材戦略の立案と推進

グループ技術人材のスキルを一元管理し、採用、スキル把握、育成、適材適所の人材配置を推進していきます。

研究開発領域

幅広い技術分野とシナジー効果の発揮

エア・ウォーターは、あらゆるものづくりにかかわる産業ガスをはじめ、エレクトロニクス材料、ファインケミカル、エネルギー、医療、栽培技術や食品に至るまで幅広い事業分野で独自性のある技術を有しています。これらの事業が持つ高水準の先端技術を生かして、事業の枠を超えた横断的な技術融合によるシナジー効果によって、他にはないエア・ウォーターならではの新技術を生み出すことを目指して、日々研究活動に取り組んでいます。

農業・食品関連技術
拡大
農業・食品関連技術
バイオマス関連技術
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バイオマス関連技術
数値解析技術
拡大
数値解析技術
ガスプロセス技術
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ガスプロセス技術
低温機器技術
拡大
低温機器技術
機能性樹脂・炭素材技術
拡大
機能性樹脂・炭素材技術