(2023年3月末時点)

資金充当状況について

サステナビリティボンドで調達した資金の充当状況は以下の通りになります。

1

調達金額

100.0億円

2

充当した資金の額

71.8億円

3

未充当資金の額※

28.2億円

4

未充当資金の充当予定時期

2025年4月

5

リファイナンスに充当した概算額

58億円

※上記未充当資金は現金又は現金同等物で管理しております。

株式会社プラスの株式取得

プロジェクトの概要説明

食料の安全保障と持続可能な食料システムの構築および雇用創出による地域活性化を目的に、地産地消の推進、食品ロス・廃棄の低減、地域農業振興の取組みにつながる事業の構築を目指す。

 

  1. 地元で生産された農畜産物の販売の実施   → フードマイレージの縮小
  2. 多店舗展開による生産者の支援       → 生産者の販路拡大チャンス創出・収入増加
  3. エア・ウォーターとの協働による青果物の鮮度保持・長期保存技術の導入  → 食品ロスの低減、食品廃棄物の削減 
  4. 事業を通じた農家の育成、地域経済への貢献 → 圃場/栽培管理システムの生産者への提供
  5. 地域農業の振興、産直店舗での雇用創出   → 地域活性化へ貢献
     

アウトプット指標

①地域農業の振興、食品ロスの低減に向けた事業の概要(上記参照)

②食品ロス低減に資する小売り事業の店舗数

  • 「産直市場よってって」として、奈良県内で6店舗、 大阪府9店舗、和歌山県15店舗、計30店舗(2021年度28店舗、2022年度に2店舗増)を運営している。
  • 店取扱い品目…部門別に「野菜」「果物」「花卉」「鮮魚」「精肉」「米類」「加工品」「雑貨」

アウトカム指標

  2021年度末 2022年度末
①登録済の生産者数 9,384名 9,651名
②産直事業の通期売上高(総額) 17,917百万円 19,865百万円
③産直店舗の従業員数 859名 893名
④地場産品(産直品)取扱いの割合 88.3% 88.5%

健都イノベーションパークにおけるオープンイノベーション推進施設の建設に係る土地取得及び設備投資

プロジェクトの概要説明

  • 市民や来訪者、地元企業など、広く地域に開かれたオープンイノベーション推進施設を整備
  • 市民が利用できる複数のスタジオを整備
  • 主な事業内容(予定)

  予防医療の推進(口腔ケアを含む)

  健康増進や予防につながる食品の開発

アウトプット指標

①イノベーションパーク の概要(上記参照)

②健康関連サービスの概要

  • キッチンスタジオ:お客様に「健康な食」と「食に関する学びの場」を提供するスクエアキッチンの開設
  • ヘルスケアスタジオ:フレイル(心身の虚弱状態)、サルコペニア(加齢による筋力・筋量の低下)の予防、改善に関連する製品・技術を展示し、高齢化社会に向けたビジネスモデルの構築を推進するショールームの開設展示製品例)嚥下トレーニング機器、姿勢フォームの可視化など
  • オーラルケアスタジオ:医療法人健康みらい(歯科医院)を開設自由診療によるオーダーメイド治療とオーラルフレイル・歯科予防への取り組み医院を企業にテストフィールドとして開放し、新規歯科向け医療機器の開発の場として利用
  • セミナースタジオ:健康、食品に関する各セミナーの実施 

アウトカム指標

健康関連サービスの年間利用者数(施設オープン後のレポーティングより開示予定)

進捗状況

2021年3月土地取得後、施設建設に着手し2023年3月工事出来高は78%、2023年9月オープン予定

指標の説明

アウトプット指標→プロジェクトによって直接的にもたらされる製品やサービス等

アウトカム指標 →アウトプットの結果として対象となる人々等にもたらされる便益や変化(成果)

地球の恵みファームにおける設備投資

プロジェクトの概要説明

  1. メタン発酵やバイオマスガス化発電に係る設備投資     
  2. 当社の成長軸の1つである「地球環境」を象徴するプロジェクト
  3. 地域の「未利用資源」から再生可能エネルギーや資源を獲得し、持続可能な資源循環を実現する新規事業

環境改善効果

①脱炭素エネルギーによる年間発電量:3600MWh/年
 年間想定CO2 排出削減量:1364t- CO2/年 ※買電におけるCO2排出係数0.379→ゼロ
 注)設計上の理論値を記載

②発電設備容量:メタン発酵300kW、ガス化150kW

③資源循環による施設トータルでの脱炭素効果:設備稼働後に実証値から算出
 

進捗状況

主要4設備の内、陸上養殖設備とスマート農業設備は建屋建築工事を完了。2023年3月時点での施設全体の工事出来高は約10%。バイオマスガス化発電設備はベルギー現地での設備製作、出荷前検査を完了し日本へ出荷。施設全体の完成は2024年10月を予定。