産業ガス関連事業
バリ取り装置「超低温ソフトブラスター」
液体窒素の極低温冷却により「バリ」を効率的に除去
ゴムや樹脂などのさまざまな物質には、ある温度以下になると急激に脆くなる性質があり、これを「低温脆性」と言います。
「超低温ソフトブラスター」は、極低温(-196℃)の液体窒素により対象物を冷却し、「メディア」と呼ばれるポリカーボネート製のショット材(小粒)を対象物に衝突させることで、対象物に付いた「バリ(加工面に生ずる不要な突起)」を取り除く装置です。液化窒素の冷却効果により、ゴム成形や熱可塑性樹脂などの成型品の完成時に発生する「バリ」を効率的に除去することが可能です。
使用ガス | ![]() |
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特長
- 製品表面へのダメージ(荒れ・歪み)を出さずにバリ取りが可能
- 成型品の投入容器がバレルタイプのため高効率投射が可能
- 不活性ガス(窒素)使用のため、バリ・粉塵の爆発を防止
- シンプル構造のため省スペース
用途
- ゴム成型品のバリ取り
- 熱可塑性樹脂のバリ取り
- マグネシウム・亜鉛ダイカストのバリ取り