株主・投資家情報

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株主・投資家の皆様をはじめ、当社グループに関わるステークホルダーの皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。さて、2016年5月13日に発表しました2016年3月期(2015年4月1日~2016年3月31日)決算の概要についてご報告させていただきます。

2015年度の事業環境全般としては、原油価格の下落、中国経済の成長鈍化、これに影響を受けた新興国経済の不振、そして国内景気にも停滞感が強まるなど、厳しい状況でございました。こうした中で、ケミカルは市況悪化などにより、タール蒸留事業を中心に厳しい状況となり、持分法適用会社において中国子会社の減損処理も加わり、持分法投資損益悪化が全社経常利益に大きな影響を及ぼしました。しかしながら、産業ガスは新規顧客の獲得、電気代上昇影響の緩和などにより、大きく業績が改善しました。医療は5つの柱の事業全てが前年を上回る成果をあげ、エネルギーは徹底した数量拡大策を推進。農業・食品は、青果小売や仲卸会社グループ化など、事業の強化拡大を図りました。海水、物流をはじめとする「ねずみの集団経営」を支える企業群は、成長戦略を着実に実行し業績に貢献しました。

当期の連結業績は、売上高は6,606億円(前期比100.0%)、営業利益は395億円(前期比109.4%)、経常利益は351億円(前期比91.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は、ほぼ前年並みの201億円(前期比97.3%)となりました。

2016年度は、2020年度に売上高1兆円を目指す長期成長ビジョン「NEXT-2020 1兆円企業ビジョン」の第三ステップに位置づけられる中期経営計画が始まります。全天候型経営とねずみの集団経営をさらに強く推し進めることにより、環境変化に強い企業体質をつくり上げ、「エア・ウォーターの誇りと自負」を持ってこれまで以上にダイナミックにそして果敢に挑戦してまいります。

2016年5月

豊田 昌洋

エア・ウォーター株式会社
代表取締役会長 CEO・最高経営責任者