医療用窒素は、医療用酸素と人工的にブレンドして病院内に清潔な空気を供給する目的や、注射剤の製造に際する不活性ガスとして使用されます。その他、医薬品の効能・効果として謳われているものではございませんが、ガスとしては外科手術機器の駆動用、液体窒素では、イボの除去などの冷凍手術や細胞の冷凍保存など、窒素ガスとは違った極低温の性質を利用した使用用途があります。

規定区分

圧縮窒素

日本薬局方医薬品

液化窒素

日本薬局方以外の医薬品

医療用窒素の性質

物性データ

化学式

N\( \sf _2 \)

ボンベ色

ねずみ色

配管・アウトレット色

ねずみ色

外観・臭気

無色・無臭

ガス比重

0.97(空気=1)

性質

不燃性

臨界温度

-147.0℃

ボンベの種類

ボンベにはガスの状態で充塡されています。

病院における用途

  • 日本薬局方酸素と混合し、合成空気として使用する
  • (液体窒素)気化設備を用いて気化し、日本薬局方窒素として使用
  • その他(医薬品としての効能・効果に該当しないもの)

機械駆動用 外科手術機器の駆動用ガス
手術・保存 冷凍手術・冷凍保存用(イボの除去や細胞の鮮度保持 等)

医療用窒素の主な取扱注意点

酸欠の危険性があるので,換気に十分注意する。