世界最高水準の発生効率と環境負荷低減を実現

水素ガス発生装置「VHR」は、天然ガスを主原料として、ランニングコスト・環境負荷低減をコンセプトにした水素発生装置です。当社が独自に開発した改質器の採用により均一かつ高効率な改質反応を可能にしたとともに、熱回収プロセスの最適化を行い熱の利用効率を高め、当社のこれまでの水素精製技術を集結させた結果、当社従来装置「VH」と比較して、ランニングコストの低減と10%のCO2排出量削減(消費電力の削減効果も含む)を達成しています。

特長

・天然ガス水蒸気改質による水素ガス発生
・高温プロセスを集約させた独自の革新的な改質器構造を採用
・複数の熱交換器の採用、吸着塔オフガスの再利用による徹底した熱回収プロセス
・水素精製にPVSA(真空再生方式)を採用し、高い水素回収率を実現
・メンテナンスを考慮した設備構成    

装置ラインナップ

形式 VHR-100N VHR-200N VHR-300N VHR-400N
発生量
(稼働範囲)
100Nm3/hr
(40~100)
200Nm3/hr
(80~200)
300Nm3/hr
(120~300)
400Nm3/hr
(160~400)
製品制度 99~99.999%以上、露点-70℃以下

ユーティリティ条件

ユーティリティ 条件 圧力
天然ガス 13 A, LNG 0.03 MPa ~ 0.99 MPa
上水 飲料水程度 0.2 MPa以上
電力 AC200/400 V(50/60 Hz)
冷却水 5 ~ 32℃ 0.2 ~ 0.3 MPa
計装空気 露点-20℃ 0.5 ~ 0.7 MPa
窒素 0.7MPaG以上

※装置の定格流量等の仕様は、お客様の必要条件に応じてアレンジすることができます

システムフロー

エア・ウォーターの技術優位性

革新的な改質器構造

水蒸気改質反応に必要な熱はバーナー燃焼により与えられます。改質器は、複数のバーナーから複数の管(改質管)に熱を与える独自構造を採用しており、高い改質効率を達成しています。得られた改質ガスは改質管内で原料ガスと熱交換を行っており、触媒に必要な熱を自己ガスで一部補うことで、バーナーに使用する燃料天然ガスの消費量の削減を行っています。加えて、水蒸気改質反応に寄与する高温部の多くを改質器内に集約した「ホットボックス構造」としており、熱効率を飛躍的に向上させています。

水素のバックアップ供給体制について

エア・ウォーターグループでは、国内9ヶ所のオンサイト水素ガス供給拠点と、11ヶ所の圧縮水素製造拠点を有し、ユーザーへ水素ガスを供給している国内屈指の水素メーカーです。シリンダー・カードルからトレーラー、オンサイト供給まで、お客様の使用量や立地に応じた最適な供給形態で、製造から輸送・販売まで安定・安全に一貫責任体制で水素供給をサポートしています。