研究開発

研究開発への取り組み

研究開発理念

ガス、素材など大切な地球資源をあずかる企業として

当社は、長年にわたって「地球資源循環カンパニー」を企業テーマに掲げ、事業活動に取り組んできました。ガスや素材をはじめとするエア・ウォーターの事業は、いずれも地球から預かった大切な資源に基づくものであります。
そして、これらの地球資源をうまく活用する技術を通して、産業や暮らしに広く貢献していくことこそ、エア・ウォーターが果たすべき企業使命であると考えています。

専門分野の壁を越えた横断的な技術融合

当社の最大の特長は、産業ガスにとどまらない幅広い技術領域です。そして、こうした多様な技術のシナジー創造に日々取り組んでいます。
グループが保有する基盤技術・先端技術を結集し、専門分野の壁を越えた横断的な技術融合を行っていくとともに、学術機関や協力研究機関との積極的な連携によって、他の追随を許さない新技術や独自のビジネスモデルの構築をめざしていきます。

研究開発のねらい

醸成された基盤技術と戦略的な次世代技術で担う「技術立社」

エア・ウォーターの研究開発は、グループ全事業部門と密接な連携のうえテーマを選定し、事業部門と共同で策定した事業化計画に沿って、2020年以降に向けた「技術立社」の確立を目指し、様々な成果の創出を行っています。

また、多岐に渡る先端技術や最新の研究設備を生かして、グループ全体の技術開発をサポートすることで高付加価値技術の更なる高度化を促すなど、新たな成長のドライバーを生み出す役割を担います。同時に、お客様や市場のニーズを機敏に察知し、グローバル戦略にも不可欠な差別化技術のスピーディーな開発に結びつけ、より実用性のある技術製品を生み出しています。

研究開発領域

幅広い技術分野とシナジー効果の発揮

エア・ウォーターは、産業ガスをはじめ、エレクトロニクス材料、ファインケミカル、医療、樹脂素材、炭素材、食品など、幅広い事業分野で独自性ある技術を有しています。これらの事業が持つ高水準の先端技術を生かして、事業の枠を超えた横断的な技術融合によるシナジー効果によって、他にはないエア・ウォーターならではの新技術を生み出すことを目指して、日々研究活動に取り組んでいます。

  • ガスプロセス技術
  • ガス回収・リサイクル技術
  • ガス応用技術
  • ウェルディング技術
  • プラズマ表面処理技術
  • エレクトロニクス材料技術
  • 金属表面処理技術
  • 農業・食品関連技術
  • ファインケミカル・新素材技術
  • 機能性樹脂・炭素材技術
  • 医療関連技術
  • エネルギー利用技術
  • エネルギーソリューション技術
  • コラーゲン応用技術

知的財産戦略

「技術立社」を支え続ける知的財産活動と体制

知的財産部門は、知的財産の出願・権利化活動を中心に、グループ全体の知的財産を統括する管理業務を行っています。研究開発の成果を着実に権利化して保護するという基本方針のもと、研究開発テーマごとに知財管理担当者を配置し、研究開発部門と一体となった特許出願・権利化の体制を整えています。これにより、戦略的で強固な知的財産ポートフォリオの構築を推進していきます。また、契約・係争などに対応する技術法務、知的財産教育、企画管理などの各業務についても、専門のスタッフを配置する体制を構築しています。
特許出願にあたっては、事前の先行技術調査に基づいて発明の特許性、事業性を十分に評価した上で、社内基準をクリアした発明のみ出願を行っています。さらに、研究開発の状況や事業への活用状況などを踏まえた保有特許の見直しを毎年実施し、研究開発戦略や事業戦略に合わせた知的財産ポートフォリオの最適化を行うことで、事業収益と企業価値の最大化をめざしています。