「エア・ウォーターさん」の心構え

自分の指示で工場が動く大きな責任

2008年入社 山形 祐一 ケミカルカンパニー 鹿島工場 ファインケミカル課

自分の指示で工場が動く大きな責任を感じながら、効率的な生産を追求。

「よりいいものを多く、より安くつくることが使命」。入社以来、山形は医薬品や電子材料の製造と生産管理に携わっている。顧客から「こういうものをつくってほしい」というリクエストを受けての生産で、製造方法を改善・確立させ、コスト管理や予算の計算、製造指示をするのが山形の仕事だ。
製造現場は24時間365日動いているため、山形の1日は毎朝、会議で進捗の確認をするところから始まる。トラブルがあれば対応の指示をし、できるだけ早く通常の生産体制に立て直す。「自分の指示で工場が動くので、高い判断力とスピードを求められます」。山形のような若手社員にもどんどん仕事が任される環境だ。

自分の意見がなければ、仕事は前に進まない。常に責任感と自分の考えが必要とされる。

「エア・ウォーターはとても風通しのいい会社」と、山形はいう。上司や先輩、現場の運転員の人々とのコミュニケーションが活発で、自分の意見を言いやすい。というより、言わないと仕事が進まない。責任感や自分の考えが常に必要とされるのだ。「上司や先輩にフォローしてもらったときは、次は自分でできるようにすべて吸収しようと心がけています」。トラブル時も即座に対応し、自分では思いつきもしないような指示で収束させる先輩たちの背中を、山形は日々追いかけている。

関わるすべての人から、たくさんのことを吸収できる。日常のすべてが自分の糧となっていく。

山形はこの仕事のやりがいを、「自分の指示した内容が現場に反映され、結果がすぐにわかるところ」だと語る。自分の指示で効率的な生産ができたときが一番うれしい瞬間だ。もちろん、いつもいい結果ばかりとは限らない。「仕事には『すべてが自分の糧となる』と思って取り組んでいます」。山形には苦い経験がある。つい数か月前、指示したことが現場でうまくいかず、「規格外」−−−つまり、製品にならないものをつくってしまったのだ。同じ製品を製造するのにも、設備が違うと多くの調整が必要になる。今年から担当するようになった外注先とのやりとりの中でそれが考えた通りにならず、今回のミスとなってしまった。「かなり落ち込みました」と山形。しかし仕事は毎日続くため、落ち込んでばかりもいられない。なぜその指示を出したのか、なぜうまくいくと思ったのか。次に同じことを起こさないためにどうするのか。データや計算などからこの案件を解析し、根拠をきちんと示すこと。この経験を無駄にせず自分の糧とできるまで、この仕事は終わらないのだ。
そして、山形はもう1つやりがいを感じていることがある。それは1つの場所にこもりきりになるのではなく、現場の動きを体感できること。現場の運転員から教えてもらうこともたくさんある。「大げさかもしれませんが、私の指示で現場が動くということは、現場の方々の命も預かっている仕事なのだという責任も感じています」。強い向上心と責任感。失敗も成果も、山形にとって自分を高めてくれるものに他ならない。

私が歩んだ道

1年目
鹿島工場に配属され、既存のプラントの操業指示を担当。最初は3つの設備の現場を把握することに必死だった。仕事の流れや内容を覚えるのはもちろん、運転員の人たちとのコミュニケーションの重要性を学んだ。
2年目
既存のプラントだけではなく、新しくできたプラントでの生産管理を担当。お客様にとって最良のものをいかに低いコストで作るか、試行錯誤を繰り返した。
3年目~
外注先との調整も担当。外注先の工場に出張し、製品の製造工程を説明する。同じ製品でも設備が違えば作り方も変わる。その対応の難しさを実感し、さらに多くの知識や経験が必要だと感じている。

仕事連携フロー図

営業とどのような製品を作るかという打合せを行い、材料メーカーから仕入れた材料で製造し、技術課の評価を受けながらお客様の求める製品へと完成させていく。
製造の段階では外注先との調整も行う。営業と技術と何度もやりとりを重ね、製品はお客様のもとに届く。

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