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ガスアプリケーション

ハセップメイカー

ハセップメイカーは、次亜塩素酸ソーダに炭酸ガスを混合することによって、殺菌力の強い次亜塩素酸を多く含む殺菌水(ハセップメイカー水)を生成する装置です。ハセップメイカー水は、低塩素濃度、短時間での殺菌を可能にするため、導入後には、殺菌水及び作業時間の削減、塩素臭の低減、生産性の向上等の効果が期待できます。

使用ガス CO2 ドライアイス

独自の技術

ハセップメイカーは食品加工場やレストランの厨房に向いた革命的な殺菌水生成システムです。
次亜塩素酸ソーダと炭酸ガスを混合しているため原材料・機器及び空間殺菌に安心して使えます。
次亜塩素酸ソーダは炭酸ガスを混合することにより弱酸性(pH5.5~6.5)になります。

ポイント1 殺菌力が強い

次亜塩素酸ソーダは、pHによって次亜塩素酸の含有量が変化します。pH5前後の弱酸性領域でもっとも含有量が高くなり、即効性が増すと言われています。

ポイント2 炭酸ガスは入れすぎても安心

次亜塩素酸ソーダに炭酸ガスではなく塩酸を混合する方法がありますが、上のグラフのように、塩酸は急激に危険な強酸の範囲に下がり塩素ガスが出ることがあります。炭酸ガスはわずかな量で目的のpH値に下がり、入れすぎても塩素ガスの出る領域には下がりません。

主な用途

次亜塩素酸ソーダには、用途に応じて以下の種類があります。目的に応じて適切なものをお使いいただけます。

食品添加物
(殺菌料)の用途

  • 水の殺菌
  • 野菜・果実の殺菌

除菌・除臭・漂白剤
(雑貨)の用途

  • 白物衣類の漂白・除菌・除臭
  • 台所用品・食器の漂白・除菌・除臭
  • 浴槽・浴室の除菌・除臭
  • 医療器具の洗浄・除菌
  • トイレ・便器・尿瓶の除菌・除臭

医療用医薬品
(外用殺菌消毒剤)の用途

  • 医療器具の消毒
  • 手術室・病室の消毒
  • HBウイルスの消毒
  • 患者用プール水の消毒
  • 手指・皮膚の消毒
  • 手術部位の皮膚・粘膜の消毒

システム構成(食品加工現場での使用例)

ハセップメイカーの場合

ハセップメイカーは次亜塩素酸ソーダ希釈と炭酸ガス混合を行う装置です。上の図は食品加工現場でのハセップメイカー殺菌水の使用例です。

ペーハーメイカーの場合

ペーハーメイカーは次亜塩素酸ソーダ希釈装置を既にお持ちの方や濃度を2種類以上でお使いの方に便利な装置です。

特長

弱アルカリ性次亜塩素酸ソーダの6倍以上

医薬品の次亜塩素酸ソーダを用いた場合、手術室で使用されているグルタラールと同等、一般細菌、芽胞菌、黒コウジカビ等を殺菌します。

人に優しく、排水もクリーン

生鮮食品の洗浄において安全・安心な作業を約束します。菌や有機物に触れた後は普通の水に戻るため、排水の中和処理も不要です。

「水道感覚」で使えます

蛇口をひねると必要濃度に調整された弱酸性次亜塩素酸ソーダが供給されるシステムのため、水道と同じ感覚でご使用いただけます。流水、浸漬シャワーほか、噴霧による空間除菌も可能です。

3種類の濃度を選べます

生成濃度は50,100,200ppmから選ぶことができます(オプションで濃度変更も可能)。

試験データ

弱酸性次亜塩素酸ソーダ(pH5.2、塩素濃度80ppm)

試験細菌 接種菌量 1分後 試験細菌 接種菌量 1分後
黄色ぶどう球菌 105 - MRSA 105 -
大腸菌 105 - レジオネラ 105 -
枯草菌 105 - 腸炎ビブリオ 105 -
サルモネラ 105 - ウェルシュ 105 -
セレウス 105 - カンピロパウダー 105 -
緑膿菌 105 - 黒麹カビ 105 -

「省コスト」を実現

使用する薬剤は安価で管理も容易な次亜塩素酸ソーダと炭酸ガスのみ。
生成効率が高く、電力使用量も低く抑えられます。

  ハセップメイカーII
HM-4000
ハセップメイカーII
HM-1500
ハセップメイカーII
HM-300
ハセップメイカーII
HM-300EX
ペーハーメイカー
PH-1500
電源電圧 AC100V AC100V AC100V AC100V AC100V
生成量
(L/h)
4000以上※1 1500以上※1 300以上※2 300※2 1500以上※1
塩素濃度
(ppm)
50・100・200※3 50・100・200※3 固定
(薬液タンク内の
濃度の約1/100)
50~200 既存の塩素濃度に
準じる
pH値 5.5~6.5 5.5~6.5 5.5~6.5 5.5~6.5 5.5~6.5※4
炭酸ガス供給 炭酸ガスボンベ 炭酸ガスボンベ 炭酸ガスボンベ 炭酸ガスボンベ 炭酸ガスボンベ
サイズ H800×W390×D680 H600×W260×D290 H380×W252×D77 H380×W252×D77 H600×W260×D290

※1:給水圧0.2MPa以上の場合
※2:給水圧0.15MPa以上の場合
※3:オプションにて30~120ppm又は150~600ppm内の3段階任意設定変更可能
※4:次亜塩素酸ソーダを加えて50~200ppmにした場合のpH値

生成水比較表

  炭酸ガス混合方式 希塩酸混合方式 次亜塩素酸
ソーダ
微酸性電解水 オゾン水
生成方式 次亜塩素酸ソーダと炭酸ガスを水で自動希釈混合 次亜塩素酸ソーダと希塩酸を水で自動希釈混合 次亜塩素酸ソーダを水で希釈混合 塩酸を電気分解して、水を自動希釈無混合 オゾンガスを水に溶解
pH領域 5.5~6.5 6.0~7.8 8.5程度 5.0~6.5 -
濃度 50~200ppm 50~200ppm 任意 30~80ppm以下 -
殺菌力 殺菌力が強い次亜塩素酸を100%近く含有しているため、瞬時に殺す強い殺菌力がある 殺菌力が強い次亜塩素酸を多く含有しているため、強い殺菌力がある 殺菌力が弱い次亜塩素酸イオンを多量に含有しているため、殺菌効果を得るのに時間を要する 殺菌力が強い次亜塩素酸を100%近く含有しているため、瞬時に殺す強い殺菌力がある。ただし低濃度のため、流水での使用が原則 強い酸化力により殺菌効果が得られる。ただし、失活が早いため、流水での使用が原則
安全性 炭酸ガスの緩衝作用により、pH値が安定していて塩素ガスが発生しない 強酸性の希塩酸で調整することから安定したpH値を得るのが難しい。また、薬剤の取り違いによる塩素ガス発生事故も考えられる 次亜塩素酸イオンが残留して環境に影響を与える 原料として塩酸を使用することから注意は必要 ガス化しやすく高濃度では人体に影響を与える
腐食性 有機物に触れ、水に戻り残留性がないことから腐食性は低い 有機物に触れ、水に戻り残留性がないことから腐食性は低い 次亜塩素酸イオンの残留性があることから腐食性は高い 有機物に触れ、水に戻り残留性がないことから腐食性は低い 腐食性は高い
空間噴霧 作業中でも空間噴霧ができる 作業中でも空間噴霧ができる 弊害が大きい 作業中でも空間噴霧ができる 人体に影響があることから作業中は噴霧ができない
その他 ランニングコストが安く大量に生成が可能なことから多用途に使用ができる ランニングコストが安く大量に生成が可能なことから多用途に使用ができる 残留性があることから殺菌後の十分な濯ぎ洗いが必要になる 高価な電解槽の交換が必要であり、生成量が少ない事から貯水タンクが必要になる ガス化しやすく不安定なため保存性がない

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